富山市議会 2021-03-04 令和3年3月定例会 (第4日目) 本文
43 ◯ 13番(高田 真里君) 近年は気候変動による気象災害が激甚化している中で、激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策、また、予防保全型インフラメンテナンスへの転換に向けた老朽化対策の加速、国土強靱化に関する施策を効率的に進めるためのデジタル化等の推進など、各分野でさらなる加速、深化──深いほうの深化です──を図ることとし、令和7年度までの
43 ◯ 13番(高田 真里君) 近年は気候変動による気象災害が激甚化している中で、激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策、また、予防保全型インフラメンテナンスへの転換に向けた老朽化対策の加速、国土強靱化に関する施策を効率的に進めるためのデジタル化等の推進など、各分野でさらなる加速、深化──深いほうの深化です──を図ることとし、令和7年度までの
具体的な内容としては、激甚化する風水害や切迫する大規模地震等への対策、予防保全型のインフラメンテナンスなどが対象とされており、本市においてもこれに呼応し、橋りょう維持補修事業や市道・街路整備事業、学校施設整備事業、公共下水道の建設改良費などの予算を本議会の補正予算に計上しているところであります。
33 ◯ 建設部長(中田 信夫君) 橋梁トリアージにおいて客観性を確保することにつきましては、平成30年度からコンクリート構造や鋼構造力学、インフラメンテナンスなどを専門とする学識者や、地域経済や公共経営などを専門とする学識者により構成される「橋梁マネジメントカンファレンス」と称する会議を開催し、個々の橋梁に対する橋梁トリアージの評価に対し、橋梁の技術的
幸いなことに、本市は全国的にも、インフラメンテナンスの先進都市としての評価を頂いているところであります。 本市の職員には、今後、財政状況がますます厳しくなる局面において、さらに難しい判断が必要になると思いますが、将来を見据えてしっかりと決断し、橋梁をはじめとする社会インフラの持続的かつ適正な整備・管理を推進していただきたいと考えております。
建設技術統括監は、現在、内閣官房の未来投資会議産官協議会において、次世代のインフラのあり方を検討する委員会の委員に自治体からは唯一選ばれているほか、国土交通省のインフラメンテナンス新技術・体制等導入推進委員会の委員を務めており、本市としても、我が国が誇る研究者の方々とともに、アセットマネジメントに関する取組みを推進しているところであります。
社会インフラの適切な管理は我が国全体の課題であり、国ではインフラメンテナンス国民会議などにおいて、官民が連携した活発な議論が重ねられているほか、昨年12月には「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」が取りまとめられ、国と地方公共団体が一丸となってインフラ機能の確保を着実に推進することとされております。 しかしながら、社会インフラの維持管理・更新には大きな財政需要が伴います。
さらに、来年度からは、富山広域連携中枢都市圏ビジョンに社会インフラの老朽化対策連携事業を新たに位置づける予定であり、自治体の枠を超えたインフラの適切な管理に向け課題や知見の共有を行うこととしており、これに先立ち、去る11月29日に国際会議場において「攻めるインフラメンテナンス」をテーマとした建設技術研修会を開催しましたところ、周辺自治体をはじめ、全国の企業や研究機関からも多数の御参加をいただいたところであります
一方、本市はレジリエントな都市を目指しており、私は本市が、国際社会においてはSDGs未来都市として、国内においてはインフラメンテナンス先進都市としても、災害に強い防災・減災のまちというブランドづくりが重要と考えております。 こうした中、先月、会派で、3年前に鬼怒川が決壊するなど甚大な洪水被害を出した常総市と、2年半前の熊本・大分地震を経験した別府市と大分市を視察してまいりました。
このような中、国では、産官学が有する技術や知恵を総動員し、社会全体でインフラメンテナンスに取り組むためのプラットフォームとして、企業や研究機関、施設管理者等が参加する「インフラメンテナンス国民会議」を設立され、企業等の連携の促進や地方自治体への支援などに取り組まれております。